九州地方の光回線ならBBIQ光!auスマートバリューにも対応
九州電力とのセット割やauスマホの月額料金が割引されるauスマートバリューに対応しているため、九州エリアのauユーザーは要チェックしておきたい光回線です。
そこでこの記事では、BBIQ光の料金プランやメリット・デメリットを初心者の方にも分かりやすく解説します。
メリットがたくさんある光回線サービスですが、必ず抑えておくべき注意点もあるので、ぜひご参考ください。



BBIQ光とは?

BBIQ光(ビビック光)は九州電力グループの株式会社QTnet(旧九州通信ネットワーク)が提供する光回線サービスです。
提供エリアは福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県の九州地方限定で、地域密着型のサービスが評価されて九州エリアでは、NTT西日本(フレッツ光)に次ぐ業界2位のシェアを誇ります。
九電セット割を用意している点が特徴で、九州電力を契約している方はBBIQ光の月額料金が割引されます。
また、auのスマホセット割引“auスマートバリュー”も適用できるので、九州地方のauユーザーの方はぜひご一読ください。
BBIQ光の月額料金
BBIQ光の月額料金は、他の光回線サービスと同じく、ホーム(戸建て)タイプとマンションタイプによって月額料金が異なります。
また、最大通信速度が1Gbpsの「ギガコース」または100Mbpsの「100メガコース」でも料金が変わるうえに、マンションタイプの場合は、マンション内での契約戸数によっても料金が変動するので少々ややこしいです。
ホームタイプ|月額料金

ホームタイプの料金プランには、“つづけて割”という割引制度が適用できます。
3年契約になってしまいますが、通常料金よりもお得になります。
また、開通月は0円で利用できるうえに、最大通信速度が1Gbpsのギガコースには“ギガスタート割”という1年間月額料金が1,000円割引されるサービスもあり、つづけて割と併用可能です。
さらに、九州電力を利用している方は“九電セット割”も上述した2つの割引制度と併用できるので、よりお得に利用できますよ。
料金プラン | ギガコース | 100メガコース |
---|---|---|
通常 |
開通月:0円 2~12ヶ月目:4,800円 13ヶ月目以降:5,800円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:5,500円 |
つづけて割 |
開通月:0円 2~12ヶ月目:4,000円 13ヶ月目以降:5,000円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:4,700円 |
九電セット割 |
開通月:0円 2~12ヶ月目:4,500円 13ヶ月目以降:5,500円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:5,400円 |
つづけて割 + 九電セット割 |
開通月:0円 2~12ヶ月目:3,700円 13ヶ月目以降:4,700円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:4,400円 |
※ギガコースは12ヶ月目までギガスタート割が適用された金額です。

マンションタイプ|月額料金

マンションタイプでは、3年契約を条件に月額料金が割引される“つづけて割”を利用できません。
しかし、開通月0円、九電セット割、最大ギガスタート割(ギガコースを選択した場合)は適用できるので通常料金より安く使えます。
また、3階以下のアパートやコーポハウスにお住まいの方は“ダイレクトタイプ”になるので確認しておきましょう。
※スマートフォンの方は右にスクロールしてください。
料金プラン | タイプ | ギガコース | 100メガコース |
---|---|---|---|
通常 | マンション |
開通月:0円 2~12ヶ月目:3,100円~4,800円 13ヶ月目以降:4,100円~5,800円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:3,800円〜5,500円 |
ダイレクト |
開通月:0円 2~12ヶ月目:4,800円 13ヶ月目以降:5,800円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:5,500円 |
|
九電セット割 | マンション |
開通月:0円 2~12ヶ月目:3,000円〜4,700円 13ヶ月目以降:4,000円〜5,700円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:3,700円〜5,400円 |
ダイレクト |
開通月:0円 2~12ヶ月目:4,700円 13ヶ月目以降:5,700円 |
開通月:0円 2ヶ月目以降:5,400円 |
※ギガコースは12ヶ月目までギガスタート割が適用された金額です。
※棟内LAN方式の場合は月額料金が前後します。
一点注意しておきたいのが、マンションタイプは建物内の配線設備や建物内での契約戸数によって月額料金が変動する点です。
契約戸数が多いほど安くなる仕組みなので、契約戸数が少ないと月額料金が高めになります。
自身の住んでいる建物の詳しい料金は、BBIQ光に問い合わせて確認を行ってください。
BBIQ光のメリット
BBIQ光のメリットは次の通りです。
標準工事費が安い
auスマートバリューが適用できる
引っ越しの対応が手厚い
セキュリティが無料
それぞれ解説していきます。
標準工事費が安い

BBIQ光を新規契約した場合の標準工事費は、平日2,000円、土日祝日工事5,000円と安いのがメリットです。
ただし例外として、過去6ヶ月以内にBBIQご利用実績のある場合は、契約事務手数料800円+24,600円(棟内LAN方式のみ11,000円)の標準工事費が必要です。
また、過去6ヶ月以前に利用実績がある場合でも、条件によっては合計25,400円の初期費用がかかる場合があるため事前に問い合わせてみましょう。
auスマートバリューが適用できる

BBIQ光は全プランでauスマートバリューが適用できます。
auスマートバリューは、提携している光回線に加入することで、auのスマホやタブレット等の料金が割引されるサービスです。
月額最大1,000円の割引が受けられ、家族にauユーザーがいる場合は10回線まで割引対象になるので通信費の節約になります。
ただし、auスマートバリューを適用させるには、月額500円で利用できる“BBIQ光電話”に申し込む必要があるのでご注意ください。
提供エリア内なら移転工事費が無料

九州地方の対応エリア内で引っ越しする場合、移転工事費(通常9,000円)が無料になります。
このほか初期費用無料で開通工事までの期間はモバイルルーターの無料レンタルを行っている点も魅力です。
余計な費用がかからず、前持ってモバイルルーターの無料レンタルを申請すればインターネットを使用できない期間がありません。
九州内で引っ越しをする可能性がある方におすすめです。
セキュリティサービスが無料

独自のセキュリティサービス“BBIQトータルセキュリティ”が5台分まで無料で利用できます。
パソコンやタブレットはもちろん、Androidのスマホにも利用できる点がポイントです。
Androidのスマホはオンラインバックアップと紛失時の遠隔ロック機能が付いてくるので、Androidのスマホを使っている方は利用価値が高いといえます。
BBIQ光のデメリット
たくさんのメリットがありましたがが、BBIQ光は次の3つのデメリットがあります。
九州地方でも一部対応エリア外がある
解約違約金が高め
マンションの料金システムが複雑
ひとつずつみていきましょう。
九州地方全域カバーではない
BBIQ光は九州地方限定のサービスですが、九州の中でも一部の地域は対応していません。
対応エリアは順次拡大していますが、福岡県の市部など相応の需要がある地域でも対応外になっているエリアがあるので注意しましょう。
また、一部エリアでは100メガプランのみ対応など、契約できるプランを制限されるケースがあります。
BBIQ公式の「サービスエリアチェック」より提供エリアを確認しておきましょう。
解約違約金が高め
BBIQ光の解約違約金は他の光回線と比較して高めです。
プラン | 解約違約金 |
---|---|
通常契約 |
12ヵ月未満:24,600円 12~17ヵ月:20,000円 18~23ヵ月:10,000円 24ヵ月以上:無料 |
BBIQつづけて割 (3年約束タイプ) |
12ヵ月未満:25,000円 12~23ヵ月:20,000円 24~35ヵ月:15,000円 36・37ヵ月目:無料 38~71ヵ月:12,500円 72・73ヵ月目:無料 74ヵ月目以上:10,000円 (36ヶ月毎の更新月とその翌月は無料) |
さらに上記の解約違約金に加えて、5,000円の撤去工事費もかかってしまいます。
1年未満で解約すると、合計で30,000円のお金を支払わなければならなくなるのでご注意ください。

マンションの料金システムが複雑
マンションプランの場合、建物の総戸数ではなく、建物内での契約戸数によって料金が変動する仕組みです。
そのため、契約後に他の契約者が解約をすることで、料金が値上げされるリスクがあることを覚えておきましょう。
BBIQ光に電話問い合わせするとお住まいのマンションで契約した場合の月額料金を教えてくれるのでご確認ください。
BBIQ光が向いている人
BBIQ光は、九州でNTTに次ぐシェアを確保しているだけあって、月額料金の安さやセキュリティ無料対応など総合力が高い光回線だといえます。
そんなBBIQ光をおすすめできる方の条件は次の通りです。
九州地方在住のauユーザー
九州電力を使っている人
3年契約できる人
大規模マンションで契約戸数の多い集合住宅
ただし、上記の条件に該当する方でも、解約違約金やマンションプランの料金変動リスクなど注意点を理解した上で検討するようにしてください。