@nifty光のメリット・デメリット~月額料金は高め?
@nifty光(ニフティ光)の場合は、auスマホのセット割“auスマートバリュー”に対応しているので、auユーザーの方が特にお得に利用できます。
月額料金の割引やキャッシュバックキャンペーンも積極的に行っている光回線サービスなので、この記事を参考に検討してみてください。
それでは、@nifty光の月額料金や、メリット・デメリットなどを詳しく紹介していきます。



@nifty光とは?

@nifty光(ニフティ光)は、老舗インターネットプロバイダであるニフティ株式会社が提供する光回線サービスです。
NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光回線を利用した、光コラボ(※1)のひとつでもあり、回線とプロバイダが一括で契約できます。
回線品質はフレッツ光回線と同等なので、十分なスペックです。
また、IPv6接続(※2)サービスにも対応しているので、回線の混雑を避けて快適にインターネットが利用できるのも魅力といえます。

※1 光コラボとはNTTが提供するフレッツ光回線を卸売りして提供事業者が独自のサービスとして提供する光回線
※2 IPv6接続とはNTTが提供する最大1Gbpsの通信速度を誇る次世代通信方式の光回線で、混雑時間帯でも通信速度が安定するというメリットがある。
@nifty光の月額料金
@nifty光の料金タイプは、ホームタイプとマンションタイプの2種類のみです。
ホームタイプ | 戸建て住宅/3世帯以下の集合住宅 |
マンションタイプ | 4世帯以上の集合住宅 |
なお、3世帯以下の集合住宅に住んでいる方もホームタイプになるので注意しましょう。
いずれも光回線を無制限で利用できる条件で、新規で申し込むか、転用または事業者変更で申し込むかで月額料金が異なってきます。
- 新規とは?
-
初めて光回線を導入する方
フレッツ光から乗り換える方
光コラボ以外の光回線を解約して乗り換える方
- 転用とは?
-
フレッツ光に加入中の方で@nifty光に乗り換える方
- 事業者変更とは?
-
他社の光コラボ加入中の方で@nifty光に工事不要で乗り換えられる方
新規と転用・事業者変更別の月額料金を詳しくみていきましょう。
新規で契約する方
@nifty光の契約期間は、2年または3年のどちらかを選べます。
新規の方が契約する場合の月額料金は、2年プランも3年プランも均一です。
ホームタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
開通月 | 0円 | 0円 |
2~31ヶ月目 | 4,600円 | 3,480円 |
32ヶ月目~ | 5,200円 | 3,980円 |
回線の開通工事が必要となる場合は、以下の工事費と回線契約料が別途加算されます。
ホームタイプ | マンションタイプ | |
---|---|---|
工事費用 | 18,000円 (600円×30回) |
15,000円 (500円×30回) |
回線契約料 | 2,000円 | 2,000円 |
※回線契約料は開通月のみです。
しかし、2~31ヶ月目までの月額料金は、標準工事費分をカバーするために月額料金割引が適用されています。
ホームタイプ:600円×30ヶ月=18,000円割引
マンションタイプ:500円×30ヶ月=15,000円割引
そのため、3年契約の場合は工事費が実質無料となりますが、2年契約の方は30回払いできないので2年で解約すると工事費の残債が一括請求されてしまことを留意しておきましょう。

また、3年プランを契約する方限定のお得な特典があります。
- 3年プラン限定特典
-
Web申込:30,000円キャッシュバック
電話申込:27,000円キャッシュバック
引っ越しに伴う移転工事は何度でも移転工事費無料
※NTT東日本もしくはNTT西日本の対象エリア内の移転限定
転用・事業者変更の方
転用・事業者変更は、フレッツ光に加入中の方と他社の光コラボを使っている方向けです。

転用・事業者変更の場合の月額料金は、2年プランと3年プランとで月額料金が変わります。
ホームタイプの月額料金
2年プラン・3年プラン |
開通月:0円 2~31月目:4,600円 32ヶ月目~:5,200円 |
マンションタイプの月額料金
2年プラン・3年プラン |
開通月:0円 2~31月目:3,480円 32ヶ月目~:3,980円 |
3年プランの場合、ホームタイプ・マンションタイプともに2~31ヶ月目は割引が適用されています。
ホームタイプ
月額料金5,200円が4,980円に割引されているので、36ヶ月間で7,920円お得になる
マンションタイプ
月額料金3.980円が 3,880円されているので、36ヶ月間で3,600円お得になる
また、3年プラン契約者限定で、引っ越しに伴う移転工事は何度でも移転工事費無料となる特典が受けられるのも魅力です。
※特典はNTT東日本もしくはNTT西日本の対象エリア内の移転限定となります。
さらに、2年プランの方にも適用されるキャッシュバック特典も用意されています。
こちらは、転用と事業者変更とで金額が異なるようです。
- 事業者変更|キャッシュバック特典
-
3年プラン
WEBお申し込み:30,000円キャッシュバック
電話お申し込み:27,000円キャッシュバック2年プラン
10,000円キャッシュバック
- 転用|キャッシュバック特典
-
3年プラン:27,000円キャッシュバック
2年プラン:9,000円キャッシュバック
@nifty光のメリット
@nifty光のメリットは、次の3つが挙げられます。
auスマートバリューが適用できる
3年プランなら移転工事費無料
快適な通信を可能にするIPv6に対応
それぞれ詳しく見てみましょう。
auスマートバリューが適用できる

@nifty光では、auスマートバリューに対応しています。
auスマートバリューは、auスマホ(携帯電話やタブレットなどを含む)の月額料金が最大2,000円、永年割引されるお得なサービスです。
自分のスマホだけでなく、家族内でauユーザーの方がいれば10回線まで割引対象となるので通信費の節約に繋がります。
割引率は、プランによって異なるのでauの公式サイトよりご確認ください。
3年プランなら移転工事費無料

@nifty光を選ぶ方の口コミで意外に多いのが、3年プランなら移転工事費が無料になる特典です。
3年プランに加入することと、NTT東日本もしくはNTT西日本の対象エリア内限定になりますが、転勤などで引っ越しが多い方にはメリットが大きいのではないでしょうか。
なお、NTT東日本・西日本のエリアをまたぐ移転は工事費無料の対象外になるので注意してください。
家の固定電話(ひかり電話)の番号を変えたくない方は、移転工事費が何度でも無料になる特典があると心強いですよ。
快適な通信を可能にするIPv6に対応

光コラボのひとつである@nifty光はフレッツ光と同じ回線を利用しているので、通信品質は十分なスペックです。
しかし、フレッツ光回線は多くのユーザーが利用しているため、夜間帯や休日などは回線が混雑して速度が落ちてしまう場合があります。
そこで活用したいのが“IPv6”です。
IPv6とは、次世代のインターネット接続方式で、回線の混雑を避けて快適にインターネットが利用できるようになるメリットがあります。
@nifty光では、「v6プラス」というサービス名でIPv6接続を追加料金無しで手軽に利用することが可能です。
ただし、IPv6接続するにはv6プラスに対応したWi-Fiルーターを準備する必要があります。
持っていない方は、@nifty光でv6プラスに対応したWi-Fiルーターをレンタルできるので検討してみましょう。

@nifty光のデメリット
@nifty光に加入を検討している方は、次の2つのデメリットも念頭に入れておきましょう。
最初の2年間は月額料金が高め
必然的に3年プランが必須になる
それぞれの詳細を解説します。
最初の2年間は月額料金が高め
@nifty光は、開通後2年間の月額料金が高めです。
例えば、auスマートバリューが適用できるSo-net光と比べてみると、マンションの場合So-net光プラスなら2,080円のところ、@nifty光は4,600円もかかります。
しかし、3年目以降は@niftyが5200円、So-net光プラスが5,580円となるので@nifty光の方が安くなります。
2年目まで | 3年目以降 | |
---|---|---|
So-net光プラス | 2,080円 | 5,580円 |
@nifty光 | 4,600円 | 5,200円 |
※@nifty光は新規の月額料金
@nify光は、長期契約を考えている方であればおすすめですが、2年契約を考えている方は他社を利用した方が安くなるので要検討しましょう。
3年プランは違約金が高額

2年プラン・3年プランともに、解約月とその翌月以外で解約すると違約金がかかるので注意しましょう。
違約金は、2年プランが9,500円、3年プランが20,000円です。
インターネット自体を継続して加入するか分からない方や、NTT東日本・西日本のエリアをまたぐ引っ越しをする可能性がある方は慎重に検討してください。
@nifty光が向いている人
以下の条件に当てはまる人は@nifty光を選択肢に入れてもよいと思います。
- @nifty光が向いている人
-
セット割が適用されるauのスマホを利用している方
引っ越しが多い方で3年プランでも問題ない方
また、IPv6が無料で使えたり工事費が実質無料になったり、キャッシュバック等のキャンペーンも充実しているので、auひかりが提供エリア外だった人にもおすすめです。
ただし、2年契約だと月額料金が比較的高額なので、短期契約を検討している方はその他の光回線を選ぶ方がお得になる可能性が高くなります。
メリット・デメリットをふまえたうえで検討してみてください。